バレエの練習はプレパラシオンを大切に
アンバから、ドゥミスゴンドから、アームスのプレパラシオン。
5番から、クロワゼのデリエールから、など、足のプレパラシオン。
バレエの踊り初めには必ずあるプレパラシオンを、練習に意識していくことは上達の助けになります。
1.プレパラシオンのないバレエの練習はない
バレエの練習時、踊り始めるときにプレパラシオンがないことはあり得ませんが、比較的いい加減に済まされていることが多いです。
踊り始めるのに美しさだけではない理由がプレパラシオンにはあります。
例えばバーレッスンのアンバは体を踊れる状態にするためにあります。
ピルエットの前のパドブレやパッセ、アラベスクもそうです。
プレパラシオンで体を整える意識を持つ練習をすると、次の踊りが見違えて上達するのは、バレエでは当然ともいえるのです。
バレエには必ず必要なプレパラシオンをしっかり意識して、踊り始める練習をしたいものです。
2.プレパラシオンの意味を忘れない
プレパラシオンは次の動きの体を作るという役割があります。
一つのバリエーションや曲の中にも、必ずプレパラシオンが複数回入ってきます。
ただ動くことに追われるのではなく、その部分をしっかりプレパラシオンと認識して練習することで、長いバレエの一つの振り付けが、同じ動きでも楽になるので心にも余裕ができてきます。
たとえばレッスン時、ピルエットの時はよくあるのが、クロワゼに立ち、後ろの足をデリエールにタンジュした状態ですが、それはその次のトンベ、パドブレ、4番のプレパラシオンですよね。
最後の4番がピルエットのプレパラシオンということになります。短い間に2回ものプレパラシオンが出てくるのです。
それは、途中で崩してしまっても、立て直すチャンスがあると考えられますよね。
最初は、そのように分解してトンベ、パドブレ、と考えながらまず練習していくかと思いますが、トンベから4番までをひとつの動きにするまでに上達したらそこまでがピルエットへのプレパラシオンになります。
どういうことかというと、最初はプレパラシオンの数が多くなりますが、最初に作った上体は変わらず、流れるように動けるようになることで、スムーズな一連の踊りに上達してきます。
グランジャンプの場合も同じです。
トンベ、パドブレ、グリッサード、グランパディシャという頻繁に出てくる動きですが、ピルエットと同じようにクロワゼに立ち、後ろの足をデリエールにタンジュした状態でプレパラシオンをして、体を整えてから、その後の動きを作っていきます。
最初はグランパディシャのプレパラシオンがグリッサードになりますが、上達してくると、最初のプレパラシオンからグリッサードまでがグランパディシャのプレパラシオンになり、勢いもつき、より大きなジャンプにつながってきます。
プレパラシオンを制することは必ず踊りの助けになります。意識をもって練習することはとても大切です。
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