アキレス腱の痛みの原因と対処法 | バレエが上達する練習方法
アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉がその下の踵に繋がる部分の、比較的強い腱です。
特にバレエダンサーは、日々のレッスンのおかげで、一般の人よりもこのアキレス腱が長く、そして太くなっていることが多いです。
ダイナミックなジャンプなどのテクニックが可能なのは、このアキレス腱のおかげと言って良いでしょう。
1.バレエダンサーのアキレス腱の痛み
バレエをやっている人の中には、アキレス腱の痛みを訴える人が少なくありません。
アキレス腱の痛みと言っても、アキレス腱そのものが痛む場合もあれば、アキレス腱の周りに炎症が起きて痛む場合もあり、頻度で言えば後者の方が多い傾向があります。
一般の人より鍛えられているはずのバレエダンサーのアキレス腱の周囲に炎症が起きてしまう原因は、正しくつま先や足裏が鍛えられないままトゥシューズを履き始めること、テクニックを積み重ねてしまうことなどが考えられます。
日本では特に、見た目だけの美しさを追い求めて足裏を正しく鍛えることをせずに足の甲だけを伸ばそうとしたり、概ね10歳くらい、早ければ小学1年生くらいと、欧米と比べてあまりに早い年齢でトゥシューズを履かせる傾向があります。
そのため、成長して練習量が増える頃になってからアキレス腱の周囲が過労状態となり、痛みを感じるようになるのです。
予防・解決策としては、別の項目で述べたような方法で足裏、足首、足の指などを意識的に鍛え、ジャンプなどの大きな動きの衝撃を足の裏でしっかりと受け止め、アキレス腱周りの負担を減らすことです。
あまりにも痛みが激しかったり、長引いたりする場合には、アキレス腱周辺の炎症が長引いているか、もっと大きな怪我が隠れている場合もありますので、素人判断せずに医療機関を受診しましょう。
2.アキレス腱が切れる
アキレス腱の異常の中でも、アキレス腱が切れてしまった場合は、本人だけでなく周囲にいる人達にも「これはただ事ではない」と分かることが少なくありません。
アキレス腱が切れていても歩くことができないわけではないのですが、素人には切れているか、切れていないかの判断は難しいため、必ず医療機関を受診しましょう。
よくバレエマンガなどで「アキレス腱を切ってバレエを断念した」というエピソードが語られていますが、アキレス腱は切れても治りますので、そこまで悲観する必要はありません。
治療法は、手術をする方法もありますし、手術をしないで治す方法もあります。
担当の医師と相談して決めるのが良いですが、バレエやスポーツの理解のある医師でないと、即座にバレエをやめることを勧められることがありますので、医療機関の選択にも注意が必要です。
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