中学生バレリーナのためのセンターレッスン
中学生になるとセンターレッスンでのアンシェヌマンに高度なテクニックのパが含まれてきたり、表現力や音楽性など多くを求められるようになってきます。そこで「中学生バレリーナのためのセンターレッスン」について考えてみたいと思います。
1.センターレッスンはより「踊り」を意識して取り組みたい
バーレッスンが「静的」とすれば、センターレッスンは「動的」なレッスンともいえます。
実際センターレッスンではフロアの中を所狭しと動いていくわけですが、ここで心に留めておきたい事は、
センターレッスンではより「踊る」ことを意識することです。
中学生程のキャリアがあると、難しいテクニックもそれなりに出来た風に熟すことができます。
しかし、言われた順番通りに形をこなしても、目指すゴール、つまり「踊りが踊れている」状態とは言い難いのが現状です。
センターレッスンではバーレッスン以上に、アンシェヌマン毎に使われている音楽に反応し、見ている人が「動き」ではなく「踊り」だと思えるようにすることを、
目指してほしいと思います。
2.中学生ばれりなーなら順番は覚えて当たり前、パは正確で当たり前
センターレッスンに限らず、中学生のレッスンではアンシェヌマンは覚えて当たり前という意識を持つ必要があります。
出来れば10代の若さなら、一度言われたら覚えてしまうのが理想です。
またアンシェヌマンを覚えるときは、必ず自分の中でカウントを数えながら覚える癖を身に付けてほしいと思います。
これが、次に音楽を流して動く時に、音痴な踊りにならないための最初のコツです。
また当然パにつても、言われなくても正確であることを求められています。
バーレッスンの時に学んでいる内容とそれに対する先生からの注意は、センターでそれらの身体の使い方やパが正確に出来るようになるためです
なので、センターになるとバーでやっているように出来ないというのは、多くの人が感じることではありますが、最も避けたい事であることも事実です。
3.冷静なコントロールと笑顔のトレーニング
センターレッスンでもう一つ挑戦していただきたいことは、冷静な身体のコントロールと同時に、踊りながら笑顔を出していくことです。
レッスン中は先生に注意いただいた箇所を直したかったり、テクニックを身に付けたかったりと、それぞれに目標があるのもあって、
皆さんとても真剣にレッスンを受けていると思います。
でもそのせいもあって、鏡を見るとみんな真剣すぎて怖い顔をしていたり、時には無表情にも思えるお顔で練習していることも多くなっています。
一方で発表会やコンクールの練習になると、踊りの技術と同じぐらい「笑顔」を求められる経験があると思います。
しかし笑顔もまた、日ごろの練習がないと笑えないものなのです。
運よく本番で笑えることもありますが、その場合運が悪かったら笑顔は作れません、そこで、センターレッスンの時には、冷静に自分の動きをコントロールしつつ、
笑顔を作っていく練習もしてほしいと思います。その時自分の感情を少し開放することも笑顔が出てくるコツです。
踊りは本来とても楽しいものですから、技術の習得の一方で踊りが楽しい気持ちを味わいながらセンターレッスンにも励んでいただきたいと思います。
より踊りに近づくためのセンターレッスン。色々課題はあっても、スタジオの中を大きく動いて踊ることは本来とても楽しいことです。
毎回のレッスンで自分の持てる力を出し切って、心も体も大いに弾ませてほしいと思います。
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