幼児バレリーナのためのバレエ教室でのフロアーレッスン解説
幼児クラスのように色々な子供たちがいるクラスでは指導内容もお教室によって多少の違いがあります。そこで「幼児バレリーナのためのバレエ教室でのフロアーレッスン解説」として幼児クラスのレッスン内容について考えてみたいと思います。
1.バリエーション豊富な幼児クラス
小学生からのバレエレッスンでは前半がバーレッスン、後半はバーから離れてフロアでレッスンをします。
これはプロダンサーも同じで、バレエのレッスンというとこのスタイルを想像されると思います。
しかし幼児バレリーナのクラスでは、お教室によってはバーに捕まらずプリエやタンジュもセンターで行い、センターで終わる内容になっているところもあります。
1つ年齢が違うだけで、身体能力も理解力も大きく異なるこのクラスは、クラスのメンバーの発達状況をみながら、プログラムを組まれることが多いです。
2.これは本当にバレエクラス?と思うことも
幼児クラスの世代は、筋力や骨の成長期はまだ始まっておらず、一般的には神経系が発達するときと言われています。
その為、この世代のクラスでは、見るからにバレエレッスン的なクラスはまだまだ行うことが難しい世代とも言えます。
逆に神経系が発達しているこの時期は、反射神経やリズム感を鍛えるのに適している時期でもありますので、
皆で歌を歌いながら手を叩いたり、スキップやジャンプをしたり、障害物競争のようなこともレッスンの中に取り入ることが多いです。
3.ジャンプやストレッチ、パクリューなども
フロアーレッスンでは、ストレッチとジャンプはほぼどこのお教室でも行っているプログラムです。
柔軟性で言うと、幼児であってもいわゆる「体が固い」印象を持つ子がいます。
それは、筋肉が固いのではなく、関節の可動範囲が狭いため、スムーズに動かないことによる「硬さ」によるものですが、
その可動範囲を無理なく広げていくのが、幼児クラスのストレッチです。
クラスの中で皆と同じような柔軟性がなくても、家でやらせる必要はありません。
毎回決められたクラスに休まず来ていれば、幼児クラスの間であれば、みんな、多少時間差があっても、同じような柔軟性を手に入れることができます。
また、クラスではソテやスキップ、トランポリンと呼ばれる、できるだけ高く両脚で跳躍する動きなど、
沢山の跳躍を取り入れていますが、これは、全身の筋肉は勿論、骨の強化も目的の一つです。
他にもパクリューのように、ルルベをしたまま早歩きをしたり、ルルベのまま、その場で回るなどの動きも、幼児クラスではよく見かける動きです。
幼児クラスのレッスン時間は、長くても1時間程度が一般的です。
また、何度も繰り返して練習するにも早すぎる年齢ですので、どの動作も楽しく終われるように、内容を工夫をされています。
幼児クラスはまず、バレエが好きになり毎回のレッスンに行きたいと思ってくれることが目的のクラスであり、その次に、これからやってくる、本格的なバレエレッスンに向けての体作りが最大のミッションです。
お稽古でもご家庭でも、バレエ大好き!になれるように、サポートしてあげていただきたいと思います。
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