幼児バレリーナのための筋力トレーニング〜ルルべ編〜
バレエ教室に通い始めると、「ルルべ」という単語を耳にするようになると思います。
分かり易く言うと、かかとを上げた、つま先立ち、のことです。
別の言葉ではdemi-pointes(デミ・ポワント)等ともいうこのつま先立ちについて、今回は「幼児バレリーのためのお家でも育ててあげたい筋力トレーニングールルベ編―」と題してご紹介してみたいと思います。
1.ルルベはなんで必要?
日本ではルルベとカタカナで書きますが、これはフランス語でReleveと書き、高くなった、持ち上げられるという意味です。
ルルベの状態を違った言葉でdemi-pointe デミポワントと言いますが、「点」つまりつま先で立った状態の半分という意味になります。
一方で、トウシューズの事を、ポワントと呼ぶことも多く、クラシックバレエのゴールはトウシューズを履いて踊ることと言っても過言ではありません。
その為の大切なトレーニングが、ルルベというわけです。
ルルベが高くて、足首をしっかり固めておける子は、トウシューズを履いても上手に動けます。
もちろんそれ以外の要素もありますが、ルルベが上手にできて、つまり、ルルベが高いことで困ることはありませんし、
まだバレエを始めたばかりの幼児バレリーナさんたちには、たくさん時間がありますので、ゆっくり鍛えてあげたいものです。
2.レッスン以外でもルルベの筋肉を育ててあげたいならば外遊びを積極的に
理想的なルルベに必要なものは何かというと、まず最初に筋肉です。
中でも必要なのは脹脛。もちろん細かく言えば、それだけではありませんが、やはり脚の筋力なくしてルルベは(バレエは)できません。
次に必要なのが足の親指の可動域の広さ、つまり足指第二関節(足の指の付け根)の柔軟性です。
脚の指を手で脛のほうに折り曲げた時の角度、これが直角以上に曲がりたいのがバレエです。中でも親指の可動域はしっかり確保したいものです。
それらを、未就学児童の皆さんが安全に身につけるには、やはり外で走る、遊ぶが最も有効です。
自分の体重の負荷だけで、走り回ることで、ふくらはぎ、足指の可動域だけでなく、バレエに必要な全身の筋肉を無理なくつけていきます。
まだまだお家の中で地味なトレーニングをするには適さない年齢なので、レッスン場以外で筋力をつけてあげたいと思われる場合には、
積極的に公園などへ外遊びに連れ出してあげていただきたいと思います。
幼児バレリーナの世代は反射神経を鍛えるのに適している年代と言われ、幼児クラスが終わっても、綺麗なルルベが出来なくてもおかしなことではありません。柔軟性に繋がる関節の可動域も、歩いたり走ったりしながら遊ぶことで維持されていきます。
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