中学生バレリーナのためのメンタルトレーニングにについて
最近ではスポーツの世界などでよく聞くメンタルトレーニング、モチベーションを上げたり、折れそうな心を立て直したりと、バレエでも活用したくなるノウハウが目に留まります。そこで「中学生バレリーナのためのメンタルトレーニングについて」考えてみたいと思います。
1.先生の注意で心が折れる。そもそも心が折れるとは何だろう?
バレエを習っている人は誰でも経験があることですが、レッスン中は決して楽しいことばかりではないものです。
むしろ、何年も同じこと注意されていたり、後輩から追い抜かれたような気持になる時もあり、いつも高いモチベーションを維持するのは意外と難しいものです。
そしてモチベーションが低い時に限って、先生にがっつり注意されるなんていう経験もおありと思います。
そんな時にはボッキリ心が折れて、バレエを辞めようと思いながらお家に帰る日もあって当然だと思います。
バレエをしていて心が折れる、つまり心がくじけること自体は珍しいことではありませんが、問題はそこからの立ち直りにかける時間を早められるかどうかポイントです。
そのためにも、身近なところからできるメンタルトレーニングも取り入れていただきたいと思います。
2.折れた心からの回復は考え方をトレーニングすること
そもそも、心が折れない人はこの世に存在しないと思っていいと思います。でも心が強い人は沢山いらっしゃいます。
そういう人たちは、失敗や挫折をしてもそれを糧に成長する心の回復力、心のしなやかさを持っているわけですが、
この「失敗や挫折をしてもそれを糧に成長する回復力」を作るのに、必要とされている要素があります。
それは、状況に一喜一憂しない感情の安定、自分を過小評価しない自尊感情、
れからやることに対して「それは自分にできそうだ」と思える自己効力感、失敗してもいつかできると考える楽観性と言われています。
つまり思考回路の問題であり、この思考回路を身に付けることはメンタルトレーニングにも繋がります。
実際に中学生バレリーナさんたちが、この思考回路を実践するための第一歩が、先生の言葉に動揺してしまわないことです。
注意を受けたときに必要上に落ち込む必要もなければ、褒められたときに調子に乗り過ぎる必要もない、冷静さまたは平常心とも言えます。
どんなに感情的な言葉や大きな声、怖い表情であっても「一喜一憂せずに」相手が本当に言いたいことは何なのかを冷静に探る練習をしてみていただきたいと思います。
気持ちが一喜一憂しなければ、そのあとの自尊感情、自己効力感、楽観性は比較的簡単に手に入れられると思います。
3.中学生だからこそ「相談力」も身に付けてほしいこと/h3>
折れない心を手に入れるためにもう一つ必要なものが「自分を信じて応援してくれる人との人間関係」と言われています。
思春期の時期は親に対しても依存と自立の間を揺れ動いている時期ですので、素直に親に相談することも上手にできないことが多いですが、
本当に困ったときにはやはり親に相談をするのもまた、この時期の子供達です。
そして、自分が困難にぶつかった時、第三者にきちんと相談できるようになることも、大切なメンタルトレーニングの一つです。
実は多くの日本人が、相談をすることについて、自分がどう思われるかなどを気にしてしまい、話すことができない人が多いのですがこれは、海外で活動したいと思っているバレリーナにとっては時に意外な落とし穴になることがあります。
そもそも思春期真っ盛りの中学生は、親御さんとお話しすること自体が難しい時期でもアあるかもしれませんが、
そんな時期だからこそ、まずはご家族間での相談を通して、自分の思考を整理し答えを自ら出していくための練習を始めていけることが理想です。
思春期のメンタルサポートはご家族にとってもなかなかハードルが高いものかもしれませんが、どんなに大きくなったと思っても中学生にとって最後の頼りはやはり親御さんなのではないかと思います。対応に手を焼く時期でもあるかもしれませんが、しっかりサポートしてあげていただきたいと思います。
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