大人のバレエで腹筋のもたらすもの
バレエに必要と言われる引上げ、難しいですよね。
大人は特に、腹筋というと腹直筋を使ってしまいがちですが、実際は腹直筋のさらにその下の筋肉を使ってバレエの引上げをします。
具体的にどういった意識で練習すれば上達にいいでしょうか。
1.大人だからこそバレエの腹筋の理解が早い?
子供に比べて大人は頭で考えて体を動かすことができますし、語彙もあるのでバレエの腹筋の説明に理解が速いように感じます。
筋肉がどうつながっているかも説明で理解できますし、修正が必要であってもまずは伝えたとおりに体を使おうとするのが見えますので、具体的な課題にきちんと取り組めるんです。
抽象的な言葉でバレエに必要な体の使い方として反応する子供とは逆に、大人は腹筋一つの理解も具体的に想像できるのです。
2.引き上げるコツ
丹田とはおへその下の部分のことを言いますよね。
ちょうど子宮のあたりのインナーマッスルで、ここをしっかり使うことで、まず背骨がひとつひとつ並ぶように背中が起きる感覚があると思います。
そこから背中の肋骨辺りまでの腹筋で上体が反ったり猫背にならない状態をを維持する感覚です。
クラシックチュチュを着ている状態を自分の力で作る、そんなイメージです。
腹筋は骨も何もない臓器の詰まっているお腹の部分を守る、大切なコルセットで、その柔らかく自由に動いてしまうお腹の部分を筒の状態に保つことによって軸を安定させるイメージで、上体を支えるのです。
3.腹筋による引き上げがもたらすこと
先ほど述べたように、上体の崩れるのを防ぐためのコルセットの役割がバレエの腹筋の一つの役割です。
もう一つは引き上げることによる足の負担の軽減です。
バレエのアンディオールは日常生活では到底使わないような股関節の外旋運動ですから本来は不自然な体の使い方といえます。
それして、骨盤と太ももの付け根の骨を外旋させることで傷つけてしまうと歩行までもが困難になりかねません。
大人は特に足の強い筋肉でアンディオールしてしまいがちですが、バレエの腹筋を使い引き上げをすることで上体が高い部分で維持され、その状態からアンディオールすることで股関節の外旋運動による摩擦を軽減することができます。
体重を骨盤にすべて預けることを防ぐのです。
引き上げを意識して踊ることによってアンディオールが上達していきますから、アンディオールよりも先に引き上げを意識することが大切です。
きちんと丹田の部分から背中までの腹筋をコルセットのように使えるようになることで、軸が安定しアンディオールも上達するので、大人のバレエの悩みの部分がほとんど引き上げで解決するといってもいいくらいに、引き上げが踊りにもたらす効果は重大で、最も大切なバレエの基礎です。
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