大人のバレエに効果的な筋トレメニュー
バレエは一見すると、優雅で上品なイメージの踊りに見えます。
しかし、実際にレッスンを受けたことのある方ならお分かり頂けるでしょうが、脚を上げてキープする、片脚で真っ直ぐにバランスを取るなどの動きには、「優雅」「上品」という言葉からは想像もつかないほどの筋力が必要となります。
特に大人になってからバレエを始める場合は、子供と違って既に身体が大きくなっていることもあり、バレエのための筋トレをすることが重要になります。
バレエで使う筋肉は外側の大きな筋肉ではなく、「インナーマッスル」と呼ばれることもある、身体を内側から支える筋肉で、そのためバレエダンサーは一般のスポーツ選手のような筋肉隆々とした体型ではなく、スラリとした美しい体型になるのです。
1.身体を引き上げるためには
大人のバレエの上達には、身体を引き上げることと正しいターンアウトをすることが必要不可欠です。
その中でも身体を引き上げる為には、腹筋・背筋を鍛えることが一番の近道です。
腹筋は、膝を立てて仰向けに寝た状態から上半身を起こす基本の腹筋のエクササイズの他、それを両脚を床と垂直まで上げて行う腹筋、更に膝を立てたまま両手の平を床に付け、両手を床と平行にスライドさせながら肩甲骨あたりまでの上体をゆっくりと起こすエクササイズなど、数種類を組み合わせて行いましょう。
背筋も同様に、うつ伏せの姿勢から上半身を起こすエクササイズや、上体を起こしたまま両手を離して10秒くらいキープするエクササイズなどを組み合わせて行うと効果的です。
バレエのレッスンと並行してこのような筋トレを続けていくと、段々とレッスンの時にどのように上体を引き上げたら良いのかが分かるようになっていきます。
2.ターンアウトをするためには
そしてもう一つ、バレエの上達のために大切な要素が、ターンアウトです。
ターンアウトは生まれつきの股関節の柔軟性が問われる要素だと思われがちですが、実は太腿の内側や付け根、更には下腹部の筋群の働きにより実現可能なのです。
よって、ターンアウトのためには脚の内側の筋肉を鍛えることが必要となります。
左右に開脚した状態から、内腿を使って左右の脚がくっ付くまで引き寄せるエクササイズ、横向きに寝て上側になっている脚を前の床に付け、下側の脚をゆっくりと上げ下げするエクササイズなどが効果的です。
これらのエクササイズを行う上で注意することは、ついつい腿の前側・外側を使ってしまいがちな動きですが、必ず腿の内側を使うように意識することです。
前側・外側の大きな筋肉を使ってしまうと、その部分の筋肉がどんどん発達してしまい、脚が太くなってしまいますし、バレエ的な観点から言ってもその使い方は正しくありません。
バレエのために効果的な筋トレの方法を簡単にご紹介しましたが、いくら筋肉を鍛えても、バレエの場合はそれを正しく踊りの中で使えなければ、全く意味がありません。
鍛えた筋肉が、バレエのレッスンの中でどのように使われるのか、どのように使えば良いのかと考え、自分と向き合っていくことも、大人のバレエの醍醐味です。
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