大人バレエクラスでの人間関係とマナー
バレエ教室では主催者さん、講師の先生、他の生徒さんなど、色々な方々と知り合いになる機会があります。
新たな人間関係が生まれるのも大人バレエクラスの魅力のひとつですが、ちょっとした気遣いとマナーは必要です。
◎その1:報告・連絡・相談は必須
休む時、遅れる時は必ず教室に連絡しましょう。
おそらく、お仕事や家事と両立させて習う方も多いかと思われます。
急なお仕事が入ってしまったり、身体の具合が悪くなって、レッスンをお休み、もしくは遅れざるをえないこともあることでしょう。
そんな時はレッスン開始前に、必ず教室に連絡をいれましょう。
なぜなら、主催者さんや講師の先生にとっては、レッスンが「仕事」だからです。
皆さんがお仕事を頑張るように、先生方もよりよいレッスンの為に練習メニューを作り、教室まで通っています。
ある教室では、講師の先生が教室で準備して待っていたら、偶然にも生徒さん全員がお仕事や体調不良で無断でお休みしてしまい、結局先生は30分待ったあげく、休講を決めたそうです。
生徒さん方はおそらく悪気もなかったのでしょう。ですが、早いうちに教室に連絡をいれるかいれないかで、先生のその後の時間と行動はかなり変わってしまうことを心に留めておいて下さい。
◎その2:レッスン中の私語は基本NG
一昔前は、講師の先生方は大変厳しく、子供クラス、大人クラスにかかわらず、私語は
厳禁でした。
現在は大分フレキシブルな対応になり、先生方も明るく気さくに対応する方が多くなりました。
けれど、ここでご注意を。
「楽しいレッスン」と、「気の緩んだおしゃべり」は違います。
先生はあくまで、生徒さんがレッスンしやすいように雰囲気を作ってくれているのであって、無駄なおしゃべりはしていません。
ごくたまに、楽しい雰囲気ゆえにおしゃべりしてしまう生徒さんがいるのですが、真面目にレッスンをしようとしている他の方にとっては迷惑行為に見えてしまう上に、人間関係にも若干の影響がでてしまう可能性があります。
教室内の空気を悪化させないためにも私語は慎み、バレエをレッスンして上達することを楽しみましょう。
◎その3:レッスン中の基本マナー
バレエレッスンは、最初にバーを使って練習し、その後フロア(※センターとも言います)に移動して鏡を正面に見ながら練習します。
どちらのレッスンも基本は好きな場所でやっていいのですが、振りがおぼつかない、まだ習い始めの頃はバーの先頭やフロアの前列にいくのは避けたほうが無難です。
ただし、人の後ろに隠れてしまっては、自分の動きやスタイルが直し辛いので、ちゃんと鏡が見える場所に行きましょう。
逆に自分が前列になった時は、他の人を隠さないように気遣いをみせましょう。
フロア後方から正面の鏡に向かうステップ、もしくはフロアの後方コーナーから斜めに向かうステップを終えたら、素早く場所を次の人に譲りましょう。
ただし、自分が今来た道には戻らないように気をつけて下さい。(※次に踊る人にぶつかってしまうため)
お互いに邪魔にならないように気遣うことが、良いレッスン環境と人間関係を生み出します。
◎その4:発表会参加について
発表会はレッスンの成果を発揮するまたとない機会です。
また、綺麗な衣装を着るためにスタイル維持につとめる方も多く、美容効果もありなのです。
体力、気力ともに充実した大人の参加者は即戦力としてとても貴重です。
もちろん、生徒さんは仕事の都合や予定などをよく考えて、参加・不参加を選択できます。(※教室によって違いがあるので、入会時に確認するのがお勧めです)
「初心者だから」「自信がないから」とためらう方も多いですが、講師の先生は必ず生徒
一人一人の経験や力を考えて振付を考えます。
また、発表会まで大体半年くらいの練習期間をもうけているので、安心してじっくりレッスンできます。
本番で踊りきった瞬間、すがすがしい充足感を得られること間違いなしです。
ここでひとつ。
発表会参加・不参加のために締切がもうけられているのですが、たまに締切後、練習半ばで「やっぱり参加を取りやめたい」「不参加で提出したけど、やっぱり参加したい」など、急に言ってこられる方がいます。
その方にしてみれば、「自分一人くらい・・」という軽い思いかもしれませんが、それは違うのです。
前述したように、先生方は生徒一人一人の経験や力を考慮しながら、演目や振付、役柄や各場面の人数を考えます。
どの場面も全員が実力を発揮できるように絶妙なバランスで人数が配置されているのです。
したがって、急な参加・不参加は演目のみならず、他の生徒さんにも少なからず影響がでてしまうことを心に留めておきましょう。
如何でしょうか。
様々な年齢、性格、目的がバラバラの人が集まる大人のバレエ教室ですが、やはり必要なのは互いを思いやり、マナーを守る心です。
その心が良いレッスン環境と人間関係を生み、皆さんが楽しくバレエを学ぶことへのエッセンスになるということを胸に頑張って下さい。
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