バレエで大切なつま先を強化するトレーニング法
美しく伸びたつま先は、バレエを習う全ての人の憧れです。
女性だけでなく男性バレエダンサーも、グラン・パドゥシャなどの大きなジャンプの時につま先が綺麗に伸びているのは、本当に見事です。
憧れの美しいつま先を手に入れるためのトレーニングには、どのようなものがあるのでしょうか。
1.つま先を伸ばすために必要な事は
観客を感動させる美しいバレエの動きは、つま先を含む足、つまり足先の動きを基本として作り出されるものです。
足には非常に多くの骨があり、バレエでつま先を伸ばす動き1つを取っても、その多くの骨の複雑な動きによって初めて実現されているのです。
つま先を伸ばすためには、ただつま先だけに体重をかけたり、どこかに挟んで引っ張ったりするだけでは不十分です。
それでつま先のストレッチはできるとしても、バレエという踊りの中で使うことの訓練にはならないからです。
踊りの中で十分につま先を伸ばせるようになるためのトレーニングとしては、足首を強化するトレーニング同様に、レッスンで必ず行う「バットマン」のエクササイズを十分に行います。
「バットマン・タンジュ」「バットマン・デガジェ(ジュッテ)」などは、つま先や膝を伸ばしたまま行うのが鉄則のエクササイズですが、この時につま先を伸ばそうとするだけでなく、足の裏の筋肉を十分に使うことで、足全体の強化にも繋がります。
注意することは、足の指を丸めずに、つま先を伸ばして行うことです。
つま先を伸ばすのが苦手な方は、足の指をまっすぐ伸ばした状態でスリッパを履いてバットマン・タンジュをしてみると、上手く感覚がつかめます。
つま先を伸ばすためには、足の甲の柔軟性だけでなく、足の裏の筋肉の強化も大切なのです。
2.つま先を強化するためのトレーニング
そんなつま先を強化するためには、足首を強化する時と同様に、バーレッスンの他にもトレーニングを取り入れましょう。
足首と同様、トレーニング用のゴムバンドを使ったエクササイズを行ったり、床に置いたタオルを足の指だけを使ってたぐり寄せるのも効果があります。
ゴムバンドを使う場合は、足首のエクササイズの場合と同じように、つま先にゴムバンドを引っ掛けます。
この時、足首から曲げると足の指のトレーニングになりませんので、足首はフレックスの状態から始めます。
そこから、足の指を丸めずに指を曲げ伸ばすことと、指全体を丸めて曲げ伸ばしすることを、それぞれ1セット10回ずつ行います。
使用するゴムの強度は足首の時と同様に、あまり弱すぎるとトレーニングの効果が出ませんし、強すぎてもゴムの抵抗を上手く利用することが難しくなりますので、自分に合ったものを使用することが大切です。
床に置いたタオルを足の指でたぐり寄せることは、最近推奨している先生を多く見かけるようになりました。
足の指は真っ直ぐ伸ばした状態で、土踏まずを引き上げ、指の腹を使ってタオルをたぐり寄せるようにして、端から端までたぐり寄せることを、数回繰り返します。
足の指でスーパーボールなどをつかんだまま、タンジュやロンドゥジャンプなどをするのも、効果的なエクササイズです。
こうして鍛えたつま先や足の裏は、更に上達してトゥシューズを履くようになった時に、非常に役に立ちます。
つま先を伸ばすために行われているエクササイズは、ほとんどがトゥシューズを履くために行うエクササイズとしても行われているものです。
トウシューズを履くためには強い足首やつま先が必要ですから、これは当然と言えることなのです。
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