バレエで重要な膝裏・ハムストリングス・ふくらはぎの柔軟のやり方
バレエで大切な事には、股関節を外側に回すこと、つま先(足の甲)を伸ばすこと、そして膝を伸ばすことなどがあります。
その中でも「膝を伸ばすこと」は、バレエの様々な動きを正しく安全に、しかも美しく行うために、つまりはバレエの上達そのもののために非常に重要となります。
1.膝を伸ばすためストレッチする場所は
一言で「膝を伸ばす」と言っても、そのためにストレッチを行う場所は、1ヵ所だけでは十分とは言えません。
膝を伸ばすために柔軟性が必要になる場所は、膝裏、ハムストリングス、ふくらはぎです。
まず膝裏は、立て膝の状態から片方の脚を前に伸ばし、そのまま上体を前に倒してストレッチします。
この時に、多少膝裏に痛気持ち良さを感じるくらいの所でキープします。
十分に伸ばせたら、次は同じ姿勢のままつま先・膝・股関節を外側にターンアウトして、脚全体の内側が良く伸びるようにしましょう。
2.ハムストリングスのストレッチ
「ハムストリングス」とは太腿の後ろ側からお尻にかけての筋肉の総称ですが、この部分の柔軟性も、膝を伸ばすためには大変重要となります。
ハムストリングスが柔軟でないと、膝を真っ直ぐ伸ばせないばかりでなく、脚を前に上げる時に高く美しく上げることができません。
ここをストレッチする時は、仰向けに横になり、まずは片方の膝を曲げたまま両腕で抱えます。
この時に、脚の付け根には力を入れすぎず、骨盤はなるべく床と水平の状態をキープし、ねじらないようにします。
その状態で十分にストレッチができたら、今度は曲げている方の脚の足首またはふくらはぎ(柔軟性に応じて持つ位置を変えます)を両手で持ち、膝を真っ直ぐに伸ばして、更にハムストリングスをストレッチさせていきます。
この時に、下に伸ばしている方の脚が上げている脚に連れて行かれて骨盤が傾きやすいので、注意しましょう。
肩やあごには力を入れず、楽な状態にしておきます。
3.ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎの柔軟性も、バレエで膝を伸ばした美しいラインを作るために、大変重要です。
この部分のストレッチは、一般的なスポーツの準備運動として行われることの多いストレッチと同様に、両脚を前後に開き、前の膝を曲げて後ろの膝を伸ばして行います。
重心は前の脚に乗せ、後ろの脚の踵で床をしっかりと押すようにしましょう。
ふくらはぎのストレッチは、バレエのレッスンの中では、あまり積極的に行われることはありません。
レッスンの始まる前に、各自で行っておくようにしましょう。
このような柔軟のためのストレッチは、今日頑張ったから明日には柔らかくなる、といった即効性のあるものではありません。
バレエの基礎のバーレッスンと同じように、毎日地道に続けていくことで、バレエの上達に繋げていくことができるものなのです。
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