アラベスクのやり方とコツ | バレエが上達する練習方法
バレエをやる上で必ず出てくるのがアラベスクと言うパです。アラベスクとは“アラビア風の” や“唐草模様の”といった意味があります。
どうしてアラベスクと名付けられたのかは諸説ありますがアラベスクのポーズや美しい体の曲線ラインから理解することができると思います。体の美しいラインが出るような正しいアラベスクを学んでいきましょう。
1.アラベスクのやり方
バレエのアラベスクの種類は第1アラベスクから第4アラベスクまであります。
手の位置や角度によって呼び方が変わっていきます。
まずは基本の脚のポジションから学ぶためバーを使っていきましょう。
まずは右足前の5番で立ち、両手でバーをつかみます。
左足を後にバトマンタンデュしその足を上げていきます。
後のあげた足のつま先が体の真後ろにあることを意識してください。
このポーズをアラベスクといいます。
次に手の使い方、顔と体の方向を学んでいきましょう。
右側のアラベスクの場合を紹介していきます。
左側アラベスクはこれと反対のことを行ってください。
第1アラベスクのプレパレーションは右足前の5番で2番方向(右斜め45度)にエファッセで立ちます。
手の正しい位置は軸足と同じ側の手が顔の前、上げている足側の手が体の横にある状態を第1アラベスクといいます。
顔の位置は前の手の方をみます。
第2アラベスクはあげてる方の足側の手が体の前、軸足のほうの手が横にある状態を第2アラベスクといいます。
顔の位置は前の手と並行に耳を傾けて寝ているような感じで客席側に傾けます。
第3アラベスクは8番方向(左斜め45度)に右足前5番ポジションにクロワーゼで立ち、アラベスクをします。
このときの手の位置は左手が体の前、右手が体の横に来るようにします。
顔の位置は左手の先を見ます。
第4アラベスクは右足前のクロワーゼで8番方向(左斜め45度)に立ち、第一アラベスクと同じ手の使い方でアラベスクをします。
この時に背中のラインが正面から見えるように少しだけ捻ります。
顔は右肩越しに右手の先を見るようにします。
第4アラベスクはアラベスクの中で最もキープするのが難しく、見える角度によっては綺麗に見えない難易度の高いアラベスクです。
バレエのアラベスクが上達するには必要な筋肉や柔軟性を手に入れるのに時間がかかります。
難しいからこそとても綺麗なのです。
2.アラベスクのコツ
アラベスクのコツは、あげてる方の脚は胸から下が脚であると意識して遠くに出します。
90度に足を上げる場合は軸足の付け根を立てたまま行うのですが、90度以上足を上げる場合は軸足の付け根を少し引きます。
体が長方形の箱であるイメージはここでは使えませんが骨盤の位置と肩の位置は平行です。
綺麗にアラベスクができるマットの上での練習方法があります。
まずはうつぶせに寝ます。
片方の足をターンアウトし90度に上げ両方の骨盤の骨が床についていることを確認してください。
ここから90度以上に足を上げます。
この時に骨盤の骨ではなく胸の下あたりの肋骨が床についてるようにします。
そうすると軸足の骨盤の骨も自然と床から離れ、お腹も床から離れると思います。
これが90度以上アラベスクにあげるときに使う正しい体のラインです。
床から離れたお腹の筋肉を鍛えなければバランスが取れないことがわかると思います。
このためにはアラベスク特有の腹筋と背筋を鍛える必要があります。
やり方はマットの上に両手両足を伸ばしうつぶせで寝ます。
この時骨盤の骨が床にしっかりついていることを確認し、上半身を起こしていきます。
この時、極力お腹が床につかないようにします。
そこから片足片手を上げアラベスクのポーズをします。
アラベスクによって使う筋肉が違うので第1アラベスクから第4アラベスクまでそれぞれ20秒間キープできるようにしましょう。
バレエのアラベスクが上達するまでには長い道のりですが、この練習方法が軽々とできるようになるまで練習しコツをつかむこと大事です。
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