バレエのアラベスクで大切な骨盤の傾斜について
バレエで一番出てくるといってもいい形、アラベスク、骨盤の位置や傾斜は非常に大切なポイントです。
足を上げたい気持ちばかりでポジションからずれてしまうことや、腰を使うことは、結果、上達を妨げてしまいます。
1.アラベスクはたくさんあるけれど…
バレエのポジションもさまざま、アラベスクもさまざま、ですがそこで、骨盤の位置もさまざま・・ではいけませんよね。
クロワゼでもエファセでも、アンファスでも、第4アラベスクのような背中を見せる形でも、アンオーでもアロンジェしていても、骨盤を左右に傾けるのは間違いですし、腰で足を上げると正しいポジションから外れていきます。
第1アラベスクであっても、裏から見れば第4アラベスクです。第2アラベスクは裏から見れば第3アラベスクですよね。
もちろんお客様への見せ方を意識することは当然のことですが、基本的にはすべて同じです。舞台が正面だからと言って、後ろから見られている意識を捨ててしまうと、スクエアを保てません。
2.アラベスクは、バレエの基礎タンジュで骨盤を確認
ではどのようにアラベスクを少しでも正しく作っていくことができるのか考えてみます。
バレエのメソッドは非常に優秀にできています。
基礎の大切な部分から、少しずつ踊る体に必要な状態を作っていくことができるような仕組みになっているのです。
そのバレエのレッスン中で、アラベスクの状態を一番最初に作るのはタンジュですよね。当然骨盤は左右にはずれませんし、どの方向に出しても骨盤は前傾も後傾もしません。
足を上げた状態でのアラベスクではなく、タンジュの時のアラベスクから確認していくのが基本です。
タンジュの時の、5番の状態から骨盤が傾かないポジションに出した足の位置が、アラベスクの足のポジションになります。
3.足を上げていくには
アラベスクしている時、骨盤は少し前傾した状態です。
足を上げていくと骨盤は前傾しますが、足を上げていき上体を倒していくとバレエではアラベスク・パンシェになります。
どういうことかというと、前に状態が倒れないところまでが一般的なアラベスクです。
そこからさらに足だけを上げるには腹筋や背筋の柔軟が必要ですが、同じだけ必要で、重要なのは両足のアンディオールです。
アンディオール時に骨盤が左右にズレてしまうことが非常に多いですが、あくまでタンジュの延長です。
タンジュの時点で骨盤の位置がずれていれば、当然アラベスクは正しくなりませんし、アンディオールもできていません。
むやみに骨盤をずらして足を上げるのはバレエの基礎から外れますので、タンジュで作った正しい上半身と骨盤の位置から、上体が倒れない程度に足を上げていく練習をすることが、アラベスク上達の助けになります。
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