エポールマンのやり方とコツ | バレエが上達する練習方法
エポールマンとは肩のポジションの名前です。フランス語では“肩”という意味です。これは個人のセンスによってもポジションが変わってくるので説明するのは非常に難しいです。役の雰囲気に合わせてエポールマンを使いこなせるようにエポールマンを理解し学んでいきましょう。
1.エポールマンのやり方
エポールマンのやり方は「絶対にこれでなければならない」というものがなく、役の雰囲気や自分のセンスで研究していくものです。
どんな役に対しても共通して言えることといえば、エポールマンを使うときは胸から上の角度のみをを変えるのがエポールマンということです。
肩の角度を少し変えることで強そうに見せたり、可憐に見せたりします。
例えばスペインが舞台のバレエの演目では、エポールマンはよく使われます。
クロワーゼに立ち、腰に手を当てて少し肩を前に出している感じで顔を少し上げ、活き活きとしたポーズをとってるところを見たことはありませんか?
これがエポールマンなのです。
お姫様の役をやるときでも立っているときにエポールマンを使うことでとっても愛らしいポーズになります。
あくまでも腕のポジション、脚のポジション、体の向いている方向を変えずにアンダーバストから顔までのラインに曲線をつけることが正しいエポールマンです。
そしてこのルールを守った上で、自由に表現できるエポールマンは自分らしい踊りや役を表現をするときにとても重要になってきます。
いろんな役をやればやるほどエポールマンは上達します。
2.エポールマンのコツ
エポールマンが上達するコツは指導者のやり方を見て真似をするところから始めます。
足のポジション、腕のポジションは基礎レッスンで覚え、踊りの振り付けが始まったら足のステップばかりに気をとられないように気を付けてください。
そこばかりに気をとられてしまうとせっかく指導者に何回も教わってもなんだか雰囲気が違う。となってしまいます。
顔の傾きが1㎝違うだけで雰囲気が変わってしまいます。
指導者がどのような雰囲気、役柄を求めているかを知り、自分の体が理解するまで体に叩き込むのです。
例えばバレエの舞台のDVDを見てプロがどういう風にエポールマンを使っているのか研究するのも大事なことです。
プロのバレリーナもエポールマンの使い方は十人十色です。
自分の首の長さや顔の雰囲気、デコルテラインによってそれぞれ少し違ったエポールマンが生まれるのです。
バレエのレッスン場に鏡があるのは自分のきれいに見える角度を確認するためです。
バリエーションクラスなどで大勢で一人ずつ順番にリハーサルするとき、邪魔になってしまうから極力動かないようにはしてるけど少しでも上達したい、という人はエポールマンの練習を鏡の前でするのがおすすめです。
例えば足が痛くてトゥシューズが立てないときでも、このエポールマンの研究は鏡の前でできるはずです。
エポールマンが上達するには自分の体を知ること、役柄を理解することが重要だと言えます。
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