バレエのアントルシャカトルの練習のコツ
センターレッスンの中盤に出てくる小さいジャンプ。
アントルシャ・カトルで頭を悩ませ、練習もうまくいかず、苦手意識を持つ人が多いようですが、バレエにはたくさん出てきます。
コツをつかんでいくために、どういったことを意識して練習したらいいでしょうか?
1.アントルシャ・カトルの練習はバレエのアレが大切?
アントルシャ・カトルは両足で飛んだあと、空中で足を前後に入れ替えてさらに元に戻して着地する動きで、短い時間に体がやらなければならないことは確かに多いです。
ですが、具体的には足を速く動かす、そういった練習をする必要は実はあまりありません。
早く動かすという意識で練習をすると、「片足を前に出し、片足を後ろに入れ、さらに出した足を戻し、後ろの足を前に出す」という分割した動きをイメージしてしまうのです。
確かに、言葉や動きはその通りです。
「片足を前に出し、片足を後ろに入れ、さらに出した足を戻し、後ろの足を前に出す」という動きなのですが、それを意識した動きでははアントルシャ・カトルという動きにはならず、バレエからも離れていき、いくら練習しても上達しない、という矛盾が生まれてしまうのがこのジャンプの一つの特徴のような気すらしてきます。
では、どういったことに意識して練習すればいいでしょうか?
それはずばり、「5番」という確固たる強い意志です。
2.動いているのは足のごく一部
まず両足でスーブルソーを正しく飛べていますか?
しっかり両足を締め上げ、つま先の先まで一本の足になるような意識です。
基本はこのままなのですが、実際の動きは現実的に異なっていますので、その際足の感覚はどうなるでしょうか。
スーブルソーで飛んだとき、足のどこに一番意識があるかというと、足の内側、アンディオールをして足を中心に占めていく筋肉である内転筋と呼ばれる筋肉ですよね。
その次はそこから伸びていった先の足の甲であるつま先の意識です。
本当に一本になったような5番を崩さない足の使い方でまず飛ぶことを意識してください。
それができるようになって初めて、アントルシャ・カトルという発展したバレエの動きの練習につながっていきます。
スーブルソーの状態でまず高さの頂点まで行きます。
そこから着地までの間に、5番の状態を崩さず、内転筋を使った強い張りを維持したまま両足の内転筋を擦るイメージです。
そして元の5番に着地します。
実際には前後するというよりも、内転筋の締め上げで足が擦れる、それが前後している、ということです。
その状態で上達してきたら、今度は戻すときに少し足を弾いてから5番へ戻してくる、というニュアンスをつけることで動きが大きくなります。
着地のプリエを柔らかくすることを忘れないでくださいね。それだけで動きが固くみえなくなりますし、怪我も防ぐことができます。
3.意外と忘れがちな上体
足ができていても、上体が整っていなければ美しくありません。
アントルシャ・カトルでは比較的上体が前に行ってしまい、顔の方に重心が行きがちです。
かといって、沿ってしまうと着地がタックイン気味になり、膝に負担がきます。
常に基本の引き上げた美しい状態を忘れないでください。
以上に気を付けて練習していれば、バレエの優雅なアントルシャ・カトルにつながってきます。
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