バレエのエポールマンが上達する練習方法
「エポールマン」と聞いてピンとくる方は少ないかもしれません。
簡単に言うと、「首の方向」のことを言います。
バレエ特融のすんなりとした動きと向きには、どんな秘密があるのでしょう。
ここに、バレエ上達への鍵があるのです。
◎その1:「エポールマン」はどんな役割?
バレエを踊る上で、様々な角度で向きをつけることがあります。
たとえば、「ジゼル」の2幕のように、悲しみを表現する時には少しうつむき気味に頭を垂れる、「ドンキホーテ」のキトリのようにセクシーで派手な役柄の時には少しアゴを上げて首筋からデコルテにかけての曲線を強調するなど・・・いわば、踊りの性格によってかなり変わるのです。
なので、レッスンの時には鏡と講師の先生の首の向きや角度をよく見て覚えていくのが一番でしょう。
とはいえ、一番の目的は「顔から首筋、デコルテ、背筋に至るラインを美しくみせる」ことです。
では、練習してみましょう。
◎その2:鏡の前で「エポールマン」の練習
ご自宅でもできる練習法をしてみましょう。
①鏡(※鏡台でも可)の前に座りましょう。(※首とデコルテが見えるTシャツなどを着用してください)
②バレエのレッスン時と同じく、骨盤の上にまっすぐ上半身がのっているかどうか確認しましょう。(※背中が反らないように気を付ける)
③右肩からデコルテ、そして左肩に至るまでが左右対称かつ一直線上にあるようにチェックして下さい。(※どこかが歪んでいると全身のバランスが悪く見えてしまいます。)
④お腹と一緒に左右の首筋をグッと真上に向かって引き上げながら、同時の両肩を下に下げます。
結果、背筋が伸びる上に首が長く見えます。
では、次の段階にいってみましょう。
◎その2:プリマのように美しい首筋を
プリマバレリーナさながらに、更に美しい首を目指してみましょう。
1.目線は正面を向きながら、首を左側に向かって45度ひねりましょう。
2.デコルテ全体を広げながら、右の首筋をやや後ろに向かって伸ばしていきます。
また、更に背筋を真上に向かって伸ばすと、重力に逆らって長く伸びた首筋とスタイルになります。
鏡を見ながら、美しく見えるように何度も練習し、慣れたら、今度は左の首筋をメインにして練習してみましょう。
如何でしょうか。
ご自宅で座ってでもできる練習なので、空いている時間を利用して首筋とデコルテを美しく整えてみましょう。
また、これらの練習によって更に踊りが美しく見えるようになり、バレエ上達につながっていきますよ。
しかも、「エポールマン」の練習で、バレエのみならず、普段の生活でも美しいスタイルを保つことができるので良いことづくめですね。
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