足のポジション」について | バレエが上達する練習方法
きらびやかな、華麗な踊りで人々を魅了するバレエ。
おそらく人々が抱いているバレエのイメージは、そういう美しく優雅なものでしょう。
しかし、数々の技を習得し、優雅に踊れるようになるにはしっかりとした基礎が必要です。
この基礎を練習することが上達になります。
◎その1:4つの足のポジションを覚えよう 1番ポジション編
バレエの基本の足のポジションは、4つです。
立っている時のみならず、踊っている最中も必ずこれらのポジションから外れることはありません。
よりよく理解するために、鏡の前で確認してみましょう。
1.両足をぴったりと隙間なく揃え、まっすぐに立ちます。
2.揃えた両足首の真上に両膝、その真上に両太もも、その真上に骨盤、またその真上に上半身がまっすぐにのびているか確認して下さい。(※お腹、お尻が突出ているのはNG)
3.両足首、両膝、両太ももが隙間なく揃っているのを確認したら、両太ももの内側の付け根(※いわゆる股関節のあたり)に意識をおき、左右に両足をきましょう。(※両足首、両膝、両太ももが絶対に離れて隙間があかないように気を付ける)
骨盤の形が正面に向かってまっすぐで、歪ませないようにするとベストです。
4.「1番ポジション」の完成です。
☆両足を開こうとするあまり、「両膝が離れる」、「お尻が出る」、「土踏まずのみで立つ」などはすべてNGです。
◎その2: 4つの足のポジションを覚えよう 2番ポジション編
1番ポジションでキープができたら、そのまま2番ポジションに移行しましょう。
1.1番ポジションをした両足を、左右の方向に均等に広げます。(※自分の中心軸に対して左右対称なのがベスト)
2.「2番ポジション」の完成です。
☆「1番ポジション」の時点で開いた骨盤の形を歪ませないように気を付けましょう。
☆両足を、「1番ポジション」から左右の延長線上にのびた地点に広げるように意識すると綺麗な形になります。(※大体自分の肩幅より少し広いくらいです)
◎その3: 4つの足のポジションを覚えよう 4番ポジション編
「2番ポジション」の次は「4番ポジション」になります。(※3番ポジションも存在しますが、ほとんど使われていません)
「4番ポジション」には、「右足前バージョン」と「左足前バージョン」の2種類があります。
ここでは、「右足前4番」を練習してみます。
1.まず一度「1番ポジション」に戻してみましょう。(※慣れるまではこのやり方が良いかもしれません)
2.骨盤の形を変えないように、右足を前方に出します。(※重心は前足・後ろ足の間の距離の、丁度中心くらいに定める )
3.前足・後ろ足を同時に、自分の中心に向かって寄せます。(※前から見て、前足と後ろ足が重なって見えるくらいがベスト)
4.「右足前4番」の完成です。
☆骨盤の向きが変わらないように気を付けます。
☆両足の膝裏を真上にむかってのばすと、綺麗に見えます。
☆この要領で「左足前4番」にも挑戦してみて下さい。
◎その4: 4つの足のポジションを覚えよう 5番ポジション編
5番ポジションでも、「右足前バージョン」と「左足前バージョン」の2種類があります。
ここでは「右足前5番」を練習してみます。
足のポジションを「右足前4番」に戻してみましょう。
前方にでている右足を、そのまま後ろの左足にくっつけるようにして下さい。(※両太もも、両膝同士が離れないようにしっかり締める)
お尻が突出たり、骨盤の向きが変わらないようにしましょう。(※上半身は、骨盤の真上にまっすぐのびて、正面に向いているのがベストです)
「右足前5番」の完成です。
☆この要領で「左足前5番」にも挑戦してみて下さい。
如何でしょうか?
特にバレエ初心者の方にお勧めの練習方法です。
この4つのポジションが、踊り全体を支える要と言っても過言ではありません。
足のポジションをよく理解した上で様々なテクニックに挑戦すれば、より上達は早いでしょう。
バレエ道は始まったばかりです。
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