ピルエットのトリプルの壁を破るコツ | バレエが上達する練習方法
ピルエットのダブルができるようになったら、トリプルにチャレンジしてみましょう。ダブルもトリプルもやり方はほぼ変わりありません。どうしたらトリプルの壁を破れるのか、どういう練習をしたらいいのか学んでいきましょう。
1.どうしてダブルとトリプルの間に大きな壁を感じてしまうのか
バレエの練習でダブルのピルエットは出来ても、いざトリプルのピルエットになると途中で足が床についてしまいなかなかできない、という経験がある人は多いと思います。
むしろトリプルに挑戦してたはずなのにダブルもできなくなった、ということもあると思います。
何が原因でそうなってしまうのか、一緒に考えていきましょう。
1.プレパレーションの時点でもう決まっている
足を4番ポジションでプレパレーションをした時に実は回れるか回れないかがすで決まっています。
よくある間違いはプレパレーションの時に力んでしまい無駄な力が入りすぎてしまうことです。
ダブルのピルエットと同じように冷静な気持ちでプレパレーションをしましょう。
気持ちを落ち着かせることができればトリプルを回ってる間にバランスが崩れたとしても一瞬の判断で修正することができます。
2.バランス感覚はどう影響しているのか
ピルエットはパッセのルルべバランスで回ってるので、もちろんバランス感覚は大事です。
長くキープするバランス感覚は回ってる途中に崩れたバランスを修正するのに大事ですが、どちらかというとまずは4番ポジションでプレパレーションしてからプリエを使ってパッセした時に一瞬で3秒程度バランスがとれる感覚のほうが大事です。
体をいち早く自分がバランスをとれる位置に持っていくのが大事です。
この少し違うタイプのバランス感覚が上達するには、ぶれない完璧に引き上がった軸足と背筋、腹筋を鍛える必要があります。
そして腕を1番ポジションにするタイミング、パッセにするタイミング、軸足の引き上げを1秒の狂いもなく同時にやることです。
2.勢いをつけずに綺麗に回るにはどうしたらいいか
右回転のピルエットのプレパレーションで右腕を前から横に持ってくるときにこの勢いを使って回る人は多いと思います。
このやり方だと明らかに頑張って回ってる感が出てしまい、優雅さがなくなってしまいます。
バレエでは正しい勢いのつけ方があるのです。
腕を開いた時に脇の下から指先まで左右同じ力で引っ張ります。
この時肘がつっぱらないよう肘を張った状態でアロンジェするのもコツです。
最大限引っ張った腕を一瞬で肘下のみを体の前で集めることで力が生まれ回ることができるのです。
この勢いのつけ方だと腹筋と背筋に自然と力が入り、ぶれないバランスがしやすくなります。
3.トリプルを確実なものにするには
トリプルを確実なものにするには、もちろん毎日やることが大事です。
諦めてダブルの後に足をついてしまうのではなく、トリプルを回りきるまでパッセを降ろさないという気持ちも上達するためには大事です。
今日は10回連続でトリプルができるまで帰らないなど自分でルールを決めてやるのも、絶対諦めない精神力の練習にもなるので効果的です。
バレエではテクニックのみではなく、こういった精神面でのマインドコントロールも大事になってきます。
イメージトレーニングをし、諦めない気持ち、やりきるという強い信念は、どんな場面でも助けてくれます。
難しいテクニックになればなるほど、こういった精神的な面でコントロールすることが上達への近道です。
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